グルテンフリー(その15)
*グルテンは脳内で麻薬様物質に変化する
今まで話してきたように、発達障害と診断されたお子さんも専門機関の病院に来られます。そこで、自閉症と診断されたお子さんにIgG抗体の検査をすると、その多くが小麦に対する抗体を持っているのです。今や自閉症への食事指導として、グルテンフリーは基本中の基本として行われています。
病院を訪れたA君も例外ではなく、小麦に対するIgA抗体の値が高かったのです。そこで、厳密なグルテンフリーを行った所、抗体価が明らかに下がりました。
もちろん一生グルテンを含む食品を食べられないということはなく、値がよくなれば、アレルギー反応は起こりにくくなります。多少食べても、グルテンに過敏過敏に反応することが少なくなっていくのです。こうして、ある程度食べてもいい状態にしていくのがベストなのです。
最近では自閉症のお子さんを持つ親御さんで、ガゼインフリーに認識を持つ人が増えてはきてるのですが、まだ、一般的ではありません。いまだに自閉症=療育・環境整備という考え方がメインなので、なかなか食生活にまで思い至りません。自閉症の臨床現場で、もう少し食生活に関心を持つドクターが増えていけば、自閉症のお子さんに劇的な改善が得られるのではないかと思います。
発達障害系のお子さんは、例外なく腸の状態が悪いことがあります。自閉症は遺伝的素質もあるとは言われていますが、いまだにその様な遺伝子は見つかっていません。ここからは私の推測なのですが、もしかすると、腸の粘膜の弱さ、腸内細菌のバランスの悪さが根本的な原因で、自閉症を発症してる可能性もあるのではないかと考えています。
グルテンフリーを目指す「分子整合栄養療法(オーソモレキュラー療法)」はもともと精神疾患の治療薬として確立したものなのです。
その創始者の一人でもあるカナダのエイブラハム・ホッファー博士も、かなり自閉症の患者さんを診ていたが、発達障害には「一に腸、二に腸」と自閉症やアスペルガーには腸が関係していると考えていました。
「広島市西区の歯医者 とよた歯科クリニック」
〒733-0821
広島県広島市西区庚午北4丁目6番22号庚午田中ビル 一階





