• 院長ブログ/治療

ビタミンについて(その11)

今回はビタミンDについて詳しく説明していきます。

ビタミンDは腸の粘膜に働きかける栄養素です。最近では免疫力をアップさせ、アレルギー症状を改善する作用がある事が知られるようになりました。

ビタミンDには小腸の粘膜を正常に保ち、免疫の過剰反応を抑える作用があります。小腸の粘液は、たくさんあればあるほどバリア機能が強いものですが、この腸の粘液の部分に入ってこようとする菌に対抗する抗菌たんばくを作るように指令を出しているのが、ビタミンDなのです。

また、ビタミンDはアレルギー予防にも一役かっています。

アレルギーは、元になる抗原が入ってくると、免疫細胞のひとつであるT細胞が活性化され、反応することでアレルギー反応が起きています。ビタミンDはその反応が過剰になるのを防ぐ制御性T細胞を増やす働きがあるのです。

現代人は、圧倒的にビタミンD不足と言われています。ビタミンDは紫外線を浴びる事により皮膚で作られるため、紫外線を避ける人が増えてきているせいかもしれません。食材では、魚の内臓に多く含まれています。例えばあんこうの肝や、いわしを丸ごと食べる、煮干しを食べるといったことを心掛けるといいでしょう。また、天日干しした干ししいたけや焼きざけもおすすめです。ただ、食品に含まれているビタミンDは極めて少なく、現実的には食事のみでビタミンDを補うのはかなり厳しいはずです。サプリメントで確実に補っていきましょう。

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