グルテンフリー(その18)
*老化や疲労感にも関係する
老化を引き起こす原因に活性酸素があります。活性酸素がなんとなく体に悪いものだという事は知ってる人も多いと思います。活性酸素は一言でいえば体の中に起こる「さび」の事です。酸素は人間にとって必要なものですが、ひとたび活性酸素に変わったとたん、体内の細胞を酸化(さび)させ、細胞の正常な機能を失わせます。その結果、老化や様々な病気を引き起こします。シミやシワはもちろん、動脈硬化や糖尿病、がんの引き金になる事さえあります。私たちは生きているだけで活性酸素を発生させています。
ストレスや喫煙、過度なアルコールや激しい運動、紫外線、食品添加物の摂取などは、活性酸素を発生させる原因となります。さらにグルテンは持続的に腸の粘膜で炎症を起こし、活性酸素を体内に送り込み続ける原因になります。また、体内では活性酸素を除去してくれる物質も同時に働いています。その一つがグルタチオンというペプチドです。グルタチオンの材料の一つに、システインというアミノ酸があります。実はグルテンの代謝産物は、システインの取り込みを阻害することが分かっているのです。何が言いたいかというと、小麦のグルテンで活性酸素が大量に作られて、その活性酸素の除去が阻害されてしまうのです。結果、非常に疲れやすくなったり老化が進みやすくなってしまうを言うわけです。
グルテンに影響する人の小腸の粘膜は荒れていると述べました。粘膜の荒れ=炎症なのですが、グルタチオンが欠乏すると、この炎症もなかなか治まる事がありません。小麦を食べ続けているとなかなか腸内環境が改善しないのは、このような背景があるからなのです。
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