グルテンフリー(その11)
いつも食べている小麦がなぜ悪いのか?
小麦に含まれているたんぱく質、グルテンのアレルギー患者は年々増え続けています。グルテンが体にさまざな悪さをすることはすでに述べた通りです。ここでもう一度グルテンについて説明しておきます。
グルテンは食物をモチモチ、ふわふわにさせる作用があり、グリアジン、グルテニンに水を加えることで形成されます。ふわふわのおいしいパン、もちもちしたうどんやパスタ・・・私も決して嫌いではないのですが、これらはすべてグルテンの作用なのです。ちなみにヘルシー食材として推奨されることも多い全粒粉でもグルテンは形成されるので、全粒粉パンやパスタならOKという事ではありません。
小麦に含まれるたんぱく質のうち、80%~85%がグリアジンおよびグルテニンで、この2つはほぼ同量含まれています。最近の小麦は、品種改良によりとくにグルテンの含有量が増えているといわれています。しかも小麦食品はパン、ドーナツ、パンケーキ、パスタ、ラーメン、うどん、シリアルから餃子の皮やカレーまで、私たちが頻繁に食するもの、しかも好きな人にはたまらないものばかりです。つまり、それだけ摂取量も増えているという事なのです。連日頻繁に食べればそれだけアレルギーが発症しやすいのは、もう説明する必要はないでしょう。
グルテンは腸の粘膜を荒らす。それによってアレルギーはもちろん、頭痛、腹痛、便秘、下痢、肌荒れから、精神疾患にまで影響している可能性があるのです。しかも、その症状はグルテンをとったからといってすぐ出るものではなく、症状も多岐にわたるため、自分ではわかりにくいやっかいなものなのです。ではグルテンの何が問題なのか次回から説明していきます。
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