• 院長ブログ/治療

TCHその2

以前ブログで書かせていただいた。TCHの続きです。読まれていない方はまずそちらを参考にしてみて下さい。

TCHはTeeth contact habit の略で、上下の歯が当たる習慣と訳します。

口を閉じると上下の歯は当たっているのが普通だと思われている方が多いと思いますが、実際の正常像は口は閉じても歯同士が2,3ミリ浮いているのが普通の状態です。TCHがある人にこの話をすると「歯同士は当たってるのが当たり前と思っていた!」と言われるのですが、それは習慣的によくない癖です。

TCHが原因不明の痛みなどの症状を引き起こしていることが意外に多いので、症状について今回は書いていきます。

歯の鈍痛があって、この辺が痛いという症状はあるけれど、この歯だと自分で特定できない。対合歯にも痛みなどの症状がでる。レントゲン写真などで確認しても、疾患が見つからない。頭痛がする。肩がこる。

TCHは一見関係ない部位にも症状を出します。特に開咬や不正咬合、抜けた歯をそのまま放置している場合上下の当たっている歯の本数が少ないのでその当たっている歯に症状が出やすい(特に臼歯部)です。

逆に言うとTCH由来の痛みの場合、自分でその習慣を治していくしかないので、虫歯などと違い私たちの力ではどうにもできないことも多いです。

長引く痛みの原因がTCHであることも多いので、一度受診してもらい、その習慣から痛みが来ている場合には、患者さん自身で気づいて治していくしかないです。よくあるのは、痛みが出たら、あっ、今食いしばっていたかもと気づいて歯を離す方法。

パソコン、テレビ、家事など食いしばりやすい場所に、「歯を離す」と書いた紙をはり、その都度歯が離れているのを確認する方法があります。

いずれにせよなんらかの痛みがあれば、当院まで受診ください。

「広島市 西区の歯医者 とよた歯科クリニック」

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